蜂の巣の作り始めの形は?巣をみつけたら早めの対処を!

このブログでは蜂の巣を見つけたらすぐに業者に連絡を、と繰り返しお伝えしてきました。
ところでなるべく早めに見つけたい蜂の巣ですが、巣の作り始めはどんな形をしているのでしょうか。
今回は初期の蜂の巣についてお話します。

初期段階では蜂の巣だとわからないこともある

蜂の巣退治は専門業者に任せることをおすすめしますが、まだ作り始めの2~3センチ程度の小さいサイズであれば一般の方でも除去できなくはありません。

とはいうものの、アシナガバチの場合は初期の段階でも蜂の巣だと分かるのですが、スズメバチの場合は蜂の巣だと気づかないかもしれません。

初期のスズメバチの巣はとっくりやひょうたん型

とっくりやひょうたんのような形をした下の画像が初期のスズメバチの巣になります。



スズメバチの巣の場合、この段階ではまだ女王蜂だけで営巣をしている状態のことが多いです。

中は小さな部屋が作られ、幼虫が1匹ずつ入っています。

しかしその後1週間も放置すればある程度の大きさになってしまいます。

したがって、もしこの画像のようなものを見かけたらお早めに対処することをオススメ致します。

トックリバチもとっくり型の巣を作る

また、ドロバチ科に属する徳利蜂(トックリバチ)という種類も、とっくりの形をした巣を作ります。

こちらは泥を集めて草木や家屋の壁に巣作りします。

中は幼虫に食べさせるための餌の貯蔵庫になっています。

スズメバチほどには攻撃性はありませんが、手の届くところにあるので、とっくりが土に埋もれて落ちているなどと勘違いして、手で触れないようにしてください。

まとめ

以上、蜂の巣の作り始めについてお伝えしてきました。

いずれにしても巣の作り始めのうちに早めに見分け、対処することが必要です。

巣が大きくなってからでは働き蜂も増え、手のつけられなくなる状態になります。

2~3センチを超えるような大きさの蜂の巣を見かけた時にはすでに攻撃性のある働き蜂が中にいる状態ですので、なるべく早く専門の業者に駆除を依頼してください。